女性の憧れブランド、シャネル

ココは、コルセットが多用されていた1910年代-1920年代の女性服に対して抱いていた「どうして女は窮屈な服装に耐えなければならないのか」という積年の疑問への回答として、愛人であったウェストミンスター公爵の故郷であるイギリスの紳士服の仕立てや素材を女性服に応用し、スポーティでシンプルなデザインの「シャネル・スーツ」を生み出した。
なお、ココ自身は生前にその様な主張をしたことは一度も無いにも関わらず、シャネルの死後に「シャネルの服作りに一貫している姿勢は『男に支配される女を徹底的に排除し、女のからだと心を解放しよう』とする試みである」と喧伝された(ココ自身の男性に過度に依存した生き方が示すように、ココはそのような思想をもっていたわけではなく、「後世のフェミニスト達によってそのような虚像が作られた」との主張が多い)。




これらの姿勢は、ココの後を引き継いだドイツ人ファッション・デザイナーのカール・ラガーフェルドにも引き継がれている。
なおココはかなり痩せた体型だった。そのため、モデルとしてシャネルの服を着たココがきっかけで、現在に至るまで「ファッションモデルは痩せている方が美しい、という固定観念が生まれた」とされる。

このアーカイブについて

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。